Fランニートの日々の足跡

都内大学の大学生が外出自粛期間外に始めたブログです. 学生生活で得た情報,日々活用できる節約術,旅行の様子などを紹介しています.

クレジットカードは学生でも持てる!?おすすめカードの種類は

学生がクレジットカードを持つメリットとは?

クレジットカードの申し込み条件のひとつに「18歳以上」という年齢制限があります。以前は18歳以上であっても、「安定収入がない」という理由から、基本的に学生は申し込み対象とされていなかった時期もあります。しかし現在では大学生・短大生・専門学校生でも申し込めるクレジットカードが各カード会社から発行されています。

そもそも高額な買い物をすることが少ない学生のうちは、クレジットカードを持つ必要性は高くないと考える人もいるでしょう。しかしクレジットカードを持つことで、実はさまざまなメリットが生まれるのです。ここでは、学生がクレジットカードを持つメリットを紹介しましょう。

キャッシュレス社会に対応できる

電子マネースマホ決済など、ここ数年でキャッシュレス決済が急速に普及しています。2019年10月の消費増税に合わせて実施された「キャッシュレス・ポイント還元事業」によって、キャッシュレス決済は、さらに加速したようにも見えます。また、日本は諸外国に比べてキャッシュレス決済の普及が遅れていることから、政府はいま以上にさまざまな施策でキャッシュレスを推進していくと考えられます。

2017年5月に経済産業省が公表した「FinTechビジョン」によると、2017年時点でのクレジットカードの利用比率はキャッシュレス全体の約90%を占めています。つまり、クレジットカードは数あるキャッシュレス決済のなかで最も多く使われており、クレジットカードを持つということは、これから進展していくキャッシュレス社会に、早期に対応できるといえます。

お金の管理の仕方や使い方を学べる

意外と気づかないメリットが、クレジットカードを持つことでお金の管理の仕方、使い方を学べるということです。学生でも社会人でも、日々の生活には何かとお金が必要です。しかし、現金払いの場合、何にいくら使ったかを覚えておくのは難しいでしょう。家計簿をつけていれば把握できますが、お金の管理にそこまでの手間をかける学生はごくわずかで、現実的には手持ちの現金でやりくりし、足りなくなればATMから現金を引き出す人が大多数ではないでしょうか。

しかしクレジットカードを使うと、利用履歴がすべて残ります。「いつ」「どこで」「何を」買ったのか、スマートフォンで詳細に確認することもできます。自分のお金の使い方に気づくことができれば、「少し引き締めよう」という気持ちになるでしょう。
また、支払い日にいくら引き落とされるのかが事前にわかるので、「今月の支払いはこれだけだから、あといくら使っても大丈夫だな」というように、計画性のあるお金の使い方ができます。こうした習慣を学生のうちに身につけておくと、社会に出てから大いに役立つはずです。

利用額に応じたポイントがたまる

クレジットカードは、利用額に応じてポイントが加算されていきます。例えば、還元率0.5%のカードなら1,000円の利用で5円分のポイント。5,000円使えば25円分のポイントが加算されます。たまったポイントはカード会社によりますが、商品券などと交換できます。
「1,000円使って5円では、たいしたメリットではない」と思うかもしれません。しかし、カード会社はそれぞれ独自のポイントシステムを用意していますし、利用ポイントが2倍になるカードや、インターネットショッピングでボーナスポイントが追加される仕組みなど、さまざまなポイント特典があります。これらのシステムを上手に活用すれば、獲得できる合計ポイントはかなり大きくなるでしょう。
いずれにせよ、現金は支払えばそれで終わりですが、カード払いの場合はポイントというプラスアルファがついてくるのですから、クレジットカードならではのメリットでしょう。

学生がクレジットカードを持つきっかけは?

クレジットカードが持つさまざまなメリットとは別に、学生であってもクレジットカードの必要性を強く感じる場面があります。そのひとつは旅行で、もうひとつが一人暮らしを始めるときです。
それぞれ、なぜクレジットカードが必要になるのかを見ていきましょう。

旅行中の現金持ち歩きが不安

現金を持って旅行する場合、いつでも盗難などの心配をしなければいけませんし、現金が足りなくなればATMを探すことになります。そこで、現金の代わりにクレジットカードを作る人もいます。旅行中は、財布をなくしてしまったり、慣れない土地で盗難にあってしまったりすることもありますので、多額の現金を持ち歩くのは心配です。しかしクレジットカードであれば、紛失した場合カード会社に連絡すれば、一時的にカード利用を止めることで損害を防げます。

もちろん、現金払いが必要なケースはありますが、大抵の宿泊施設ではカード払いが可能ですし、観光地ならば一般の商店やレストランでもクレジットカード払いができることが多いでしょう。ですから、クレジットカードを持っていれば、支払いで現金が足りない場合などに、ATMを探す手間もありません。
さらに、クレジットカードによっては、全国のホテルや旅館の優待プランが設定されています。そうしたプランを活用すれば、より充実した旅を楽しめるでしょう。

海外旅行をすることになった

卒業旅行に海外を選んだ場合、クレジットカードは不可欠といえます。例えばホテルでは、チェックインの際にクレジットカードの提示を求められる場合もあります。これは、本人に支払い能力があるかどうかをチェックするためです。クレジットカードの提示がない場合、「デポジット」という宿泊保証金を要求される場合があります。日本ではなじみの薄いケースなので、クレジットカードを作るきっかけとなる人もいるでしょう。デポジットはチェックアウト時に精算されますが、宿泊費に相当する程度の現金を預けなければいけません。
また、レンタカーを借りるときも同様で、クレジットカードの提示がないと保証金を要求されることがあり、手続きが面倒です。また、クレジットカードなら現地通貨に両替する必要がありませんので、手間がかからないだけでなく、為替手数料も不要です。

旅行先にもよりますが、海外はカード社会です。レストランやショップはもちろん、街中の屋台のようなお店でもカード払いが可能である場合が多くあります。せっかくの旅行を存分に楽しむためにも、出発前にクレジットカードを作っておくといいでしょう。

一人暮らしを始めた

大学進学とともに、親元を離れて一人暮らしを始める人も多いのではないでしょうか。実は一人暮らしをする人こそ、クレジットカードのメリットを活かせるのです。
例えば、新たに家具を揃えたり、引越し業者を手配したりと、一人暮らしは準備段階からお金がかかりますが、クレジットカードを活用すればポイントがたまります。
また、一人暮らしではこれまで意識しなかった公共料金などの支払いや、食料や衣類の購入など、あらゆる部分でクレジットカードの利用機会があります。これらを上手に利用すれば、賢くポイントをためることができるのです。

学生向けのクレジットカードを選ぶ基準は?

学生でも申し込みができるクレジットカードは、一般カードほど種類は多くありませんが、それでも選ぶのに迷ってしまうでしょう。そこで、どのような基準でクレジットカードを選ぶべきかご紹介します。

年会費はいくらか?

クレジットカードの年会費は、サービスの内容に合わせて金額が異なる傾向があります。社会人の場合、できるだけいいサービスを求めたいところですが、学生の場合そこまで多くのサービスを必要としないことがほとんどです。そのため、経済的にまだ十分ではない学生向けのクレジットカードは、その多くが年会費無料となっています。ただし、継続的に無料である場合だけでなく、「在学中に限り無料」などの条件が設定されていることもあります。また、途中解約の場合に「カード発行手数料」などがかかる場合もありますので、注意が必要です。

ポイントプログラムを見比べる

クレジットカードの利用額に応じて加算されるポイントは、大きな魅力です。せっかくクレジットカードを作るのですから、少しでも多くのポイントが還元されるカードを選びましょう。

ポイントプログラムの内容は、カード会社やカードの種類によって異なります。基本的には「いくら利用すると何ポイント加算されるか」という、ポイント還元率を比較します。ですが、通常のポイント還元率が低くても、ネットショッピング限定で数倍のポイントを得られたり、特定の店舗でポイントが優遇されたりといったサービスもあります。ポイント還元率だけにとらわれず、プログラムの内容をじっくり検討して判断しましょう。

特典も確認しておこう

クレジットカードには、さまざまな特典が用意されています。例えば、旅行中の事故やケガ、病気の治療費等を補償してくれる旅行傷害保険のほか、クレジットカードで購入した品物が破損したり、盗難に遭ったりしたときにカバーしてくれるショッピングガード保険があります。
ほかにも、特定のホテルやレストランで優待サービスを受けられるものや、特定のショップを割引価格で利用できるもの、使うたびにマイルがたまっていくものなど、多種多様です。それらのカード特典のうち、どれかひとつでも気になるものがあれば、そのクレジットカードは検討候補に挙げておくべきでしょう。

ライフスタイルに合っているか?

クレジットカードを選ぶ際は、「自分のライフスタイルに合っているかどうか」を見極めることが重要です。それには、クレジットカードを使って「何をしたいか」「どのようなシーンで使いたいか」を考えましょう。
「コンビニやスーパーでの日常の買い物」「電気代や水道代などの生活費の引き落とし」「ネットショッピングの支払い」「卒業旅行中の支払い」など、クレジットカードを必要とする目的が明確であれば選ぶべきカードも決まってきます。