絵画や写真などの芸術作品を鑑賞したとき、男女の違いで脳の使い方も異なります。
女性は、脳の両側を使う傾向にあったのです。
一方で男性は、脳の片側しか使わない傾向があります。
男性は、空間認知に関わる能力を使って、絵画を美しいと感じるのです。
一方で女性は、物との相対的な位置を把握する能力も使います。
美しいと感じる対象に、性差があったのです。
この研究が意味することは、男性は近くの花よりも、全体の景色を美しいと感じることです。
そして女性は、全体の景色に加えて、花や草木に対しても美しいと感じることにあります。